前野博



前野博(まえのひろし 1933年生)
 [人形師]


 東京都生まれ。人形劇団プークを経て、フリーとなりNHK人形劇などでよく知られた現代人形遣いとなる。1969年、第1回前野博人形リサイタル「パペットの詩」公演。1971年、第2回前野博人形公演「神・小さな狂人の群れをつくり拾う」公演。1972年、第3回前野博人形公演「亡霊たちの平和元年」公演。1975年、第4回前野博公演「呪夢千年」公演。この舞台は曰く付きのものとなる。

 1986年春にはヨーロッパ13都市で公演、1988年公開の特撮SFXハイビジョン人形劇映画「西遊記」にも出演し、更なる活躍が期待されたが、同年6月1日、自宅火災により亡くなった。

 1975年の「呪夢千年」の公演中に不可解な出来事が続き、関わったスタッフに不吉な出来事が多発した。この公演で不吉な出来事が多発しているという事を知った大阪のABCテレビが、1981年8月に『ワイドショー・プラスα』内でこの話と女の子の人形を紹介したが、その番組スタッフや出演者の身にも数々の不可解な出来事が起こり、本番でも視聴者がはっきり分かる程の怪奇現象が起きた。その後、前野の身にも悲劇(焼死)が襲いかかったため、この人形の祟りによるものと考えられている。

 前野の友人で「呪夢千年」に座長として出演していた稲川淳二の代表的な怪談「生き人形」は、この話をもとにしている。ただし稲川がこの話をテレビ等ですると様々な怪奇現象が起きたことから、本人は「今では口にしたくない」と語っている。

 1988年6月1日死去(享年55)





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