クヌート・イェンセン



クヌート・エネマーク・イェンセン(Knud Enemark Jensen 1936年11月30日生)
 [デンマーク・自転車競技選手]


 デンマークの港湾都市オーフス出身。1960年、ローマオリンピックに出場するが、チームタイムトライアル・ロードレース競技中に意識を失い転倒するアクシデントに見舞われ、意識を回復することなく、その日の午後に頭蓋骨の損傷により死亡した。

 当初は転倒は熱中症によるものと伝えられたが、解剖の結果、興奮剤のアンフェタミンを投与していたことが判明し、これにより国際オリンピック委員会(IOC)ではようやくオリンピックでのドーピング防止対策が本格的に検討されるようになった。

 1960年8月26日死去(享年23)





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