清月輝（きよづきてる 本名：越川長子 1947年9月23日生）［タカラジェンヌ］
和歌山県出身。和歌山県立星林高等学校卒。1965年に宝塚音楽学校に入学し、1967年に卒業。同年、宝塚歌劇団に53期生として入団し、『花月流』『世界は一つ』で初舞台を踏む。
1968年11月、池田泉州銀行初代イメージキャラクターに選ばれる。美貌で日本舞踊、ダンス、演技にもすぐれ、1969年5月には宝塚大劇場公演『鐘つき与七』の主役おさよに抜擢され、花組の若手娘役のホープとして期待された。
1970年8月12日、折からの休暇をとって台湾へのバカンスの帰途中に運悪く中華航空206便墜落事故に遭い死亡した。中華航空206便は花蓮から台北に向かっていたが、悪天候に見舞われており、そのため台北松山空港への着陸アプローチに失敗、空港の西側にある山林に墜落した。一説には圓山飯店（台北で著名な大型ホテル）近くの林に接触しながら墜落したという。
遺骨は17日大阪空港に到着、懐かしの宝塚を回って郷里和歌山へ帰り、20日には歌劇団職員生徒多数参列して告別式が営まれた。これからの活躍が期待されていただけにその急死は深く惜しまれた。
1970年8月12日死去(享年22)
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