徐白一



徐白一(ソ・ペクイル 本名:徐漢春 1888年生)
 [韓国・宗教団体教祖]


 徐白一は韓国全羅北道金堤郡清道里龍華寺を本部として宗教団体『龍華教(ヨンファギョ)』を創設。教理を口実に信者から金品を恐喝し、女性信者を性暴行していたことが1962年に発覚し社会問題となった。

 徐白一は警察に逮捕されると、性的暴行を認め「人間の三大欲求の中の一つの性欲を満足させたに過ぎず抑制するとかえって信頼を損なう」と開き直ったが、逆に被害者とされていた女性信徒らが性的暴行を否認し、22人の女性信徒は警察で集団検診を受けたことを人権侵害として韓国人権擁護協会に訴えるなどした。

 1966年3月27日の未明、徐白一が23歳の元信徒に刺殺されると教勢は急激に衰退し、「教主の墓を通して流れる水を飲むと病が治る」と信じた一部の狂信的信者が残ったがやがて没落した。

 1966年3月27日死去(享年79)


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