山下澄子(やましたすみこ 本名:武藤澄子 1899年12月27日生) [女優] 兵庫県生まれ。1924年早々、帝国キネマ演芸に入社、同社の小坂撮影所に所属し、同年2月22日に公開された中川紫朗監督の『お夏清十郎』に出演して、満24歳で映画界にデビューした。1926年8月12日に公開された森本登良夫監督の『美少年』では、同社のスター、市川百々之助の相手役を務めて主演する。その後、多く百々之助の相手役を務めた。満29歳を迎える1928年、3歳年上の俳優の高木永二と結婚する。 3年のブランクを経て、1931年には、日活太秦撮影所に入社、同年12月4日に公開された長倉祐孝監督の『恋の長銃』(スナイドル)に夫の高木とともに、出演している。1932年2月に奈良に設立された富国映画に夫の高木とともに移籍、『浪人の行く道』(公開は1933年)に出演したが、同社はすぐに倒産し、夫の高木とともにもとの日活に戻っている。日活に戻る直前の同年7月、富国映画を退社した高木・山下夫妻、吉田豊作、清水俊作らが満洲国(現在の中華人民共和国東北部)を訪れ、舞台実演を行なった記録がある。 1934年10月25日に公開された久見田喬二監督の『捕物五月雨格子』に出演したが、同作以降の出演記録が見当たらない。夫の高木が同年、東京の日活多摩川撮影所に異動しており、山下はこの時点で事実上引退している。その後の高木についても、1942年以降の出演記録が不明である。時代は第二次世界大戦に突入しており、以降の高木・山下夫妻の消息はともに不明である。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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