場所は中野駅の近く。見た目は古いけれど中はなかなか綺麗だ。防音設備もしっかりしているし、なにより家賃がどこよりも安かった。 親父から譲り受けたインプレッサに荷物をのせて、都心特有の狭い道を走る。どこも信号機が多くて辟易してしまう。無音の車内が寂しくてラジオをつけた。 『先週――で起きた衝突事故ですが、未だ被害者は意識不明の重体で――』 「近いな……」 アパートから近いところで先週事故があったらしい。うちからほど近い病院に運ばれたとのことだ。 「ま、関係ねぇか」 そうこうしているうちにアパートについた。築六十年であるが何度か改装しているため、ちゃんと部屋にバス・トイレがついている。六畳一間という狭さだが、どうせ一人暮らしだ。呼ぶ彼女もいない。 一階に住んでいるという大家に会いにいったのだが、不在らしい。まぁ鍵はもらっているからいいのだが。 大家の中谷サンとは親が昔からの知り合いで、今でもよくしてもらっている。ちょっと気難しいおっさんだけど愛妻家、愛娘家のいい人だ。そのつてでこのアパートに住まわせてもらうことになった。 「なんか……静かだな……」 不動産屋の話では何人か住んでいるということだったのに、人の気配がしない。まだ明るいのにアパートの近くだけ寒々しかった。 「ん?」 大家の部屋の扉に高尾へと書かれた手紙が貼ってある。それをとって開くと、最近そのアパートに幽霊がでるらしく、住民は怖がっていなくなってしまったと書いてあった。中谷サンも娘と奥さんが怖がって、しばらくこのアパートを離れると書いてある。本当に最近のことで不動産屋も知らなかったらしい。だとしてもこれは……。 「ほぼ詐欺じゃねえか!」 けれど契約してしまったからには開き直ってその事実を受け入れるしかない。あまり物を持ってこなかったから、オレの持ち物は段ボール一つ分だ。それを持ちながら器用にこれから住むことになる106号室の扉をあけた。 玄関近くの電気をつけて中に入る。よくある1LDKの部屋で、簡素なベッドがおいてある。 「あれ?」 霊感は強いほうだと思うのだけれど、なにも気配が感じられない。ここにはオレしかいないのに。 「おい」 どこからともなく声がする。驚いて辺りを見回すのだけれど、周りには誰もいない。もしかして誰か住人が帰ってきたのかときょろきょろしてしまう。 「なんだ?幻聴か?」 「なんなのだよお前は」 「うわっ! 」 オレの目の前に突如現れた緑髪の男。さらさらの髪の毛にエメラルドを嵌めこんだ緑の目をした男は白い着物を着てふよふよと浮いていた。 「ゆ、幽霊? 」 着物の裾が長くて隠れているせいでわかりにくいけれど、真ちゃんは幽霊といっても脚がある。すらりとした脚が時折ちらりと見えてどきどきした。肌の色は透けるように白くて、肌理がきめ細かい。海外の彫刻のような完成した美しさに思わずほれぼれした。 「うるさい奴だな、そんなに驚くな」 「無茶言うなって!まさか本当にいるとは……」 「……オレを認識できたのはお前が初めてなのだよ」 「え?じゃあ他の住人は……」 「話しかけたのだが聞こえないようでな、無駄に怖がらせてしまったのだよ。おかげでみんないなくなってしまった」 「ふぅん……」 「な、なんなのだよ……」 「いや?」 じっと見ると恥ずかしいのか少し照れて顔を赤くする。真っ白な肌がほのかに赤く染まるのがかわいらしかった。目元がすらりとしているからか見つめられるとぞくぞくする。いや、このぞくぞくは違う意味のゾクゾクかもしれないけれど。 「?なんだ……?」 「いや、こんなかわいい幽霊なら大歓迎だと思ってさ、ノーチェンジノーチェンジ」 「はぁ?」 「真ちゃんはいつからここにいるんだよ」 「一週間ほど前だ……オレ自身、どうしてここにいるかわからんのだよ、でもオレは……」 そう言って開いた部屋の扉から手を出そうとする。けれどなにかに拒まれているのかバチンと静電気のような音がして真ちゃんの手がはじきとばされた。 「ここから出ることができないのだよ、どうしてかはオレにもわからん」 「そうなんだ……」 「いいか、先にここに住んでいたのはオレなのだよ、住まわせてやってもいいが勝手な真似をするな」 「家賃払ってるのオレなんだけど……」 「フン」 かわいいけれど以外と態度は高圧的らしい。そっぽ向かれててしまった。仕草がかわいくて怒る気になれない。 (ってかわいいってなんだ……!) 思わず降ってきた考えを振り払うように頭を振る。こんな態度も体もでかい男にときめくなんてどうにかしてしまったのか。ちらりと真ちゃんを見ると、オレを見て首を傾げていて、また胸が高鳴ってしまった。 「っていうか、超事故物件じゃん!」 * * * そんなこんなで事故物件をつかまされることになってしまったのだ。幽霊と狭い六畳一間で同棲することになるなんて、誰が想像できようか。 「真ちゃん、触ってみてもいい?」 「むぅ、な、なにするのだよ!」 「真ちゃんの頬ぷにぷに〜っていうか触れんのか!」 「いちいちうるさいやつなのだよ。オレは幽霊としては半端らしいからな、見える人間は触れることもできるらしいのだよ」 真ちゃんは幽霊といっても大して人間と変わらない。浮くことはできるらしいけれど、すり抜けることはできないらしい。でもやっぱり触れてみるとちょっと冷たい。温めたくなるのだけれど、あまり温めるすぎると溶けそうになるらしい、かわいい。 「へぇ、変わった幽霊だな」 「こら、あまりふにふにするな!」 ちなみに大家も住人も、真ちゃんに怯えて出ていってしまったそうなのだ。無害な幽霊だけれど、見えない人には恐ろしいらしい。見えないのにいる感覚っていうのはオレも嫌だ、見えちまったらそうでもないのだけれど。つまり今、このアパートはオレ以外住んでいないのだ。 コンビニバイトを終わらせてアパートに帰ってくる。震える手で鍵を掴んで扉を開ける。部屋は薄暗いけれど仄かに明かりが灯っていた。 「ただいま〜〜〜」 「んむぅ……おかえり……」 やっぱり帰って来る部屋に誰かいるっていうのはいい。真ちゃんは幽霊だけれども、おかえりと言ってくれる人?がいるというのはいいものだった。 部屋の真ん中に置かれた炬燵で真ちゃんは丸まって眠っていた。別に寝なくても問題はないらしいのだけれど、夜はやることがないからと一緒に寝ている。炬燵のスイッチをいれると熱すぎるらしく、スイッチの入っていない炬燵の中で脚を折って眠っていた。 「真ちゃん、馴染みすぎだろ……」 オレも炬燵に入って、真ちゃんのために買ってきたたい焼きを机に置く。 しかし目を閉じている真ちゃんはかわいい。ばさばさの睫毛がふるふると動いて、微動だにせずに寝ている。眠り姫のような真ちゃんにどぎまぎした。 (どぎまぎってなんだ……) 真ちゃんが美しすぎるせいなのか、最近一緒にいるだけで胸が騒ぐ。不遜で、態度もでかくて我儘で、かわいげのある性格じゃないのに、ちょっとした仕草にどきどきしてしまうなんて絶対におかしい。今も、少し開いた唇に触れてみたいと思ってしまっている。頭を振ってその考えを振り払った。 「真ちゃんは男、男だし……オレは女が好きなの!」 真ちゃんに見つからないように隠していたお気にいるのAVを取り出す。相変わらずパッケージだけでむらむらする両作だ。真ちゃんはよく寝ているから、今ならいいだろう。真ちゃんの我儘に困ることはあるけれど、かわいさでチャラになる。けど、同居人がいるというのは、解放的にオナニーできなくて困るのだ。風呂でやるのもいいけど、たまにはオカズを見ながら射精したい。 炬燵の上においてあるノートパソコンにディスクをいれて、ローションティッシュをたぐりよせる。オレの好きな女教師NTRものだ。NTRの最初は嫌がっていた女が堕ちていくのがたまらない。観ながらシコっていたせいで、近くで寝ていた真ちゃんが起きてくるなんて思ってもいなかったのだ。 「高尾?なにをしているのだよ……」 「し、真ちゃん!」 真ちゃんが袖で目元を擦りながら近づいてくる。側においてあった眼鏡をかけて、オレの手元を覗きこんできた。寝ぼけている間に片付けられれば良かったのだけれど、慌てていて実行できなかった。 「むぅ……?」 慌てているオレを見て、真ちゃんが首を傾げる。何度も瞬きして画面を観て、やっとオレがなにをしているのか気付いたのか、顔を真っ赤にしてのけ反った。オレから距離をとって、炬燵の上のミカンを投げてくる。 「な、なんてハレンチなものを見ているのだよ!へ、変態!」 真ちゃんの顔は真っ赤だ。モザイクの薄い男女の結合部をみてしまったせいか、動揺で目元も潤んでいる。見た目オレと同じくらいなのに真ちゃんは初心だ。そういうのに興味ありませんって顔してるから、えっちなものを見せてしまったという罪悪感とそれを上回る高揚感がある。 もっといじめたくて、パッケージをもって真ちゃんに這い寄っていった。 「え〜真ちゃんだって男じゃん?こういうの見ないの?」 「み、観るわけないのだよ!」 「真ちゃんてもしかして童貞のまま……」 「知るか!近寄るなバカ!」 「そんなこと言っちゃって、興味ないわけないだろ?」 そばにあったぬいぐるみでガードして、オレがにじり寄るのを拒んでいる。そんなので防げるわけなくて、真ちゃんの手からペンギンを奪って投げた。 「そんなわけ……な、なにをするのだよ!」 真ちゃんを押し倒して、畳に手首を縫い止める。真ちゃんの唇に自分のものを近づけると、甘い匂いがした。オレにキスをされると思ったのか、目をきつく閉じている。強引に押し倒されたせいで眼鏡がずれていた。 「ふは、」 オレの動きにびっくりしてふるふると震えている真ちゃんがかわいい。笑い声を漏らしてしまって、下から睨まれた。 「か、からかうな馬鹿!」 「からかってねぇし」 現に、びくびくしてる真ちゃんに興奮して下半身が熱くなっている。身動きがとれない真ちゃんの下半身に自分のものをくっつける。擦れるように腰を動かして、乾いた舌を舐めた。真ちゃんで床オナしているみたいで、嫌でも興奮する。 「こういうの、友達同士でしなかった?」 「するか!」 「そ?オレはしたことあるよ」 嘘だけど、オレに押し倒された真ちゃんは震えて瞳に涙を溜めている。こんなこと、他の男にしようなんて思わない。真ちゃんがかわいいからついいじめてしまうのだ。本人はオレの気持ちに気付いていないようだけれども。 やっぱり潔癖っぽい真ちゃんはこういうのは嫌いだったか。そんな初心なところを利用してえっちなことをしようとするなんてオレは本当に悪い男だ。 放心してぱくぱくしている口に自分のものを重ねる。ちゅ、と音をたてて重ねたあと、開いた口に舌をねじ込んで歯ぐきを舐めた。 (つめたい……) 体温が低いけれど、キスをしているだけで頭が痛くなるほど興奮する。あんまりディープなのをしていると息つぎが出来なくて苦しいのか、真ちゃんの脚がもぞもぞと動く。引きずった裾に手を滑り込ませて、色が白くてすべすべの足に触れる。何も穿いていない下半身に触れて、指を動かす。それだけで体を跳ねさせていた。 「ん、むぅ……♡」 「真ちゃんかわいい♡」 「か、かわいくないのだよ……っ」 「かわいいって♡♡」 上から唾液を流し込まれたせいで、口端から涎が零れている。果たして幽霊に性欲はあるのだろうか。わからないけれど、キスだけで顔をほてらせて発情してる真ちゃんがかわいくて、もっともっといじめたくて、ズボンを脱いだ。 「真ちゃん……♡♡」 仰向けの真ちゃんをひっくりかえして、うつぶせにする。ボクサーから取り出した一物を尻に擦りつけて腰を動かした。 「なにをするのだよっ!」 着物をずりあげて、真ちゃんの生脚に自分のチンポを挟ませた。腰を掴んで脚を閉じさせたまま、がつがつと腰を動かす。初めての素股に興奮しているのか、真ちゃんのチンポからガマン汁が垂れはじめた。オレの黒ずんだチンポとは違って、真ちゃんのチンポは子供みたいだ。一応皮は剥けているけれど、それも仕方なくやりましたみたいな感じで、たまらなく興奮する。 オレの醜悪なチンポを頑張って締め付ける真ちゃんがかわいくて尻を叩きながらピストンを繰り返した。 「ん、んあぁ、♡♡な、なんで、こんなこと……っ♡」 「さぁ、オレもわかんね……っ♡」 興奮からなのか、真ちゃんの尻が湿っている。間を割って自分の舌を強引に突っ込んだ。 「ひぃっ!」 わざとぴちゃぴちゃと音をたてて、真ちゃんの羞恥を煽る。真ちゃんのアナルは雌みたいな匂いがして嫌でも興奮してしまう。体中どこも冷たい真ちゃんだけれどアナルの中はほどよく熱くて、粘膜がオレの舌を誘ってくる。真ちゃんは舌だけで喘いで、もう拘束していないのに抵抗する気力がなくなったのか、腕から力が抜けている。開けっぱなしの口から涎を垂らして喜んでいた。 「お、おまんこぉ、おまんこらめなのらよぉ♡♡そ、そんなとこなめられたら、イ、イっちゃうぅうう♡♡♡」 「マンコ舐められただけでイきそうになるなんてすげぇな」 真ちゃんの綺麗なピンク色の竿は先程からガマン汁を零して震えている。それでもアナルを舐められただけではイけないのか、もどかしそうだ。自分でチンポを扱くのは嫌なのか。眉根を寄せて耐えている。 「だめ、だめなのらよぉ♡♡こ、こんなの、ゆ、幽霊とアナルセックスなんて、冒涜的すぎるのだよぉ!」 「え?でもさぁ、真ちゃんがかわいすぎるからいけねぇんだって」 「むぅ……♡」 濡れた目元に唇を落として、真ちゃんの下腹部に触る。腹に触れて息を吐いた瞬間、オレのチンポを宛がって、狭くてぬくい穴に自分のものを突き刺した。 「〜〜〜〜〜〜っ♡♡♡」 「キツ……っ♡」 衝撃で声がでなかったのか、真ちゃんは音のない悲鳴をあげた。真ちゃんの中はきつくふわふわした肉でオレのチンポを包んでくれる。想像以上に気持ちがよくて、しっかり意識を保っていないとすぐにイってしまいそうだ。こんなすぐにイってしまうなんて男がすたる。もっともっと味わいたくて腰を揺らして意識を保った。 「真ちゃん、精液ださずにイっちゃったの?」 「ち、ちが……っ」 冷静になってやっと真ちゃんが痙攣してチンポがずっとイってるように震えているのに気付いた。中にチンポを挿入された衝撃だけでイったのか、精液はでてない。それなのにずっとイく快感が続いているのか、指先まで痙攣している。中もそれにあわせて痙攣しているから、小刻みにオレのチンポを締めあげている。 「真ちゃんてばほんと、才能あるわ……」 「あ、んあぁ♡ちんちん、は、はやすぎぃ♡やめ、ピストンやめるのだよぉ♡もうらめぇ♡おかしくなるぅ♡イきすぎておかしくにゃるうぅううう♡♡」 「はむぅうう♡♡んっにゃ、にを……♡♡んぐぅっ♡♡」 真ちゃんのぽっかりあいたアナルにオレのチンポをいれる。ぬちゃぬちゃとした感覚は幽霊とは思えないほど熱い。腰が痺れるほど気持ちよくて思わずうなってしまった。 「や、やめろっ♡♡んぁあああ♡♡こ、こんなのだめなのだよぉ♡♡♡ゆ、幽霊とセックスなんて絶対ダメぇ♡♡♡」 「真ちゃんのマンコ気持ちよすぎ♡♡真ちゃんもトんじゃってんじゃん」 チンポに抵抗しようとしているけれど、あまり意味のないがんばりだ。とろとろに溶けてえっちな顔になって、ガンギマリしている真ちゃんはもう自分がなにを言っているのかわかっていないようだ。 「気持ちよくなっないのだよぉ♡♡チンポになんか負けない……っ高尾のデカマラなんかに負けないのだよぉ♡♡」 真ちゃんの奥、丁度チンポの生えている裏側を擦ると、背中を反ってヨガる。肩から着物がずりおちて、背中が丸見えだ。すべすべの背中がえっちくて、肩から肩甲骨へのラインにキスをした。 「あっあっ〜〜〜〜〜っ♡♡♡」 前立腺をチンポの先で押されるのが気持ちいいのか、真ちゃん自身も腰を動かしていいところにあててくる。真ちゃんのつつましいアナルにオレのドス黒いチンポが入っている結合部がいやらしくて、何度もぎりぎりまで抜いて奥に押し入った。 「んほぉおおお♡♡ふ、深すぎっ♡♡奥っ♡♡子宮ノックされてるのぉ♡子宮っ子宮おりてきてっ♡高尾のチンポでオマンコまっすぐになっひゃうっ♡直腸まっしゅぐににゃるうううう♡♡♡きもちいい♡♡♡処女喪失セックス気持ちいい♡♡♡あ、んぁああ♡♡」 「真ちゃん、真ちゃん……っ! 」 「イ、いくぅうううう♡イっちゃうっ♡♡高尾のチンポでイぐぅうう♡♡オマンコ犯されてイっちゃうっ♡♡変態おちんぽからえっちなお汁でるうううう♡♡」 イきまくっていたチンポからすごい勢いで精液が溢れ出る。衝撃でおしっこも出てしまったせいで、真ちゃんの着物がびしゃびしゃだ。こんなことをされてもまだ羞恥心があるのか、おしっこしながらぶるんぶるんと動くチンポを必死で隠している。 「み、みるなぁ♡だめぇ、アクメおしっこなんてえっちすぎるのらよぉ♡♡だめぇええええ♡♡♡」 「ええ?かわいいじゃん♡真ちゃんのおしっこすげぇかわいい♡」 「うぅ……っ♡♡」 恥ずかしさのあまり失神してしまったらしい。気を失っておしっこを漏らす真ちゃんがかわいくて、またむくむくと悪戯心が芽生えた。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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