2/25ページ目 そして、新学期が始まった。 5人は今年もQPAを訪れた。 ノッチ「変わんねーな!」 ひばり「それがいいんだよ」 5人は歩いて教室に向かい 去年も見た教室のドアの前にきていた。 れんこん「入りましょう」 ドアを開けたが、誰もいなかった。 ひばり「骨祭先生くらいいてくれてもいいのに…」 骨祭「酷いあいさつだな」 ノッチ「うわっ!いたああ!」 なたわん「去年も突然出てきたよな。おい」 骨祭「一息つきたいところだが、呼び出されてんだよ。君たち」 れんこん「誰にですか?」 骨祭「校長。」 ひばり「……帰ってきてるんですね。」 北風「校長先生に会うの久しぶりです」 なたわん「…俺、会ったことねえぞ?」 校長はいつもこの学園を留守にしていたため、生徒のほとんどが校長に会ったことがなかった。 ノッチ「肖像画はあるんだけどな。北風はいつ会ったんだ?」 北風「転校してきた時です。あの時はお世話になったんですよ」 骨祭「じゃあ、早速行くぞ。校長室だ」 校長室なんて、入ったこともなかったが場所は覚えている 骨祭「ついたな」 そう言うと骨祭はドアを2回ノックした 骨祭「骨祭です。彼らを連れてきました」 プロングス「中へどうぞ。」 5人はソロソロと中へ入って行った。 プロングス「こんにちは。今日から新学期だね。大事な話があって、よく聞いておいて、あ、ごめんなさい。どうぞお掛けになって」 5人は部屋のテーブルのソファに座った。 校長プロングスはお茶を差し出した。 プロングス「熱いから気をつけてね。今日の話は長いから。」 ひばり「お気遣いありがとうございます」 ひばりはお茶を一口飲んだ プロングスはポケットから煙草とマッチを取り出し、マッチに火をつけて煙草に火を移した いまどき、マッチを使うとは珍しい。 なたわん「変わったマッチですね。」 よく見ると木の色が黒く、引火する部分が青かった。 プロングス「これはね、旧友が使ったものを真似したんだ。おしゃれで高級感があって、結構気にいっている。さて本題に入ろうか」 そういうとプロングスは表情を整えて言った。 プロングス「君たちはプロになりたくないか?」 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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